Interview

2004/ Yuji Hata

秦くんのインタビューをなるべく集めてみました。
無断転載ですみません・・・。

  2004.12.14 神奈川新聞 GO!GO!シーレックス
 11日は少し足を伸ばし、5月に公式戦を行った足柄上郡の中井町中央公園野球場で野球教室を行った。
シーレックスの参加者は三浦バッテリーコーチとピッチャーの秦。
尾上信一町長のあいさつから始まったイベントで、キャッチボール、ティーバッティングなど140人の野球少年たちと密度の濃い時間を過ごした。
最後はフリーバッティングで秦が20人に対して、バッティングピッチャーを務めた。
 球を受けた中井中学校野球部の岸優太君(中2)は「伸びがすごかった。さすがプロだと思ったし光栄です」。
また球を打った同部の石橋章吾君(2年)は「球が重くて手がしびれた。セカンドゴロでうれしさ半分、悔しさ半分です」。
同部キャプテンの菅井亮佑君(2年)は「生まれて初めて現役の選手に教えてもらえてうれしかった。毎年中井でのシーレックス戦は見に行っている。来年もやることになれば友達みんなを誘って行きます」と宣言してくれた。
 全員が打ち終わった後、中井町の平井喜義助役が打席に飛び入り参加。
秦の球を空振り三振した後、「もう一度」とリクエストしてレフト前に見事な打球を放った。
 野球教室を終えて秦は「みんな素直に聞いてくれて楽しかった。ただ助役からは『球が速すぎるよ』と注文をつけられてしまいましたよ」と笑顔。
雲ひとつなく、富士山も見届けられる絶好のコンディションの下での週末だった。


  2004.12.2 プロ野球ai1月号
秋季キャンプに密着という企画が2ページあります。
写真も多いので、ぜひチェックしてみてください。



  2004.11.20 Beautiful YOKOAHMA38号
質問1.今シーズンの自分に点数をつけるとしたら、何点?(その理由は?)
 60点。前半戦がものすごく悪かったので。
 今は調子が良くなってきましたが、シーレックスでのことなので、この調子を維持し、ベイスターズでがんばります。

質問2.今年は野球界にとっていろいろと考えさせられるシーズンでした。率直な気持ちを教えてください。
 本当はストは避けたかったけど、球団が減ることは選手だけではなく、いろんな人に影響するからやる必要があったし、状況として難しかったです。
質問3.今シーズン、応援してくださったファンの皆様へ、メッセージをお願いします。
 みんなストのときも応援してくれたし、直後のゲームも自分が登板したのですがたくさんの人が来てくださって感謝の気持ちでいっぱいです。
 ファンの人たちに対する気持ちを改めて考えさせられました。
 来年もがんばってやります。



  2004.11.1 デイリースポーツ
牛島2世”3年目・秦指名
 牛島2世育成だ。横浜は沖縄・宜野湾キャンプ2日目の31日、牛島和彦監督(43)が3年目の秦裕二投手(21)を直接指導し、現役時代の自分と同じフォームへの改造に着手。
「本人が了解するならフォームを変えさせる。牛島2世にしてみようと思う」と話した。
 投球時に右ひざが曲がりすぎる欠点に気づいたのがきっかけだった。
これでは体重が左足に乗らず直球が走らない。最初は、右ひざに曲がり防止のテーピングをしてみたが効果なし。
隣にいた福田ヘッドコーチの「背格好も似ているし監督と同じフォームにしてみては」という助言に、牛島監督が即断した。
 今度は左足を外側に開きながら上げ、前方への体重移動をスムーズにするよう指導。
すると「ボールに力が伝わる感じ」(秦)と効果てきめん。牛島監督も「最後の10球はいいボールが来てたね」とニンマリだ。
 初日は一言アドバイスのみだった指揮官も、秦に対しては「長く投げるうちに染み込んでいるものがある。極端に変えた方がいいのかも」。
繊細かつ大胆に。牛島流指導法が早くも全開だ。



  2004.10.15 ベンチリポート
 【今日のピッチングについて】
「低目に集める投球をしたかったが、思ったところに投げることができなかった。まだまだです。」


  2004.9.29 若き王者たち
【今日の投球を振り返って、感想をお願いします。】
 調子自体はよくなかったのですが、この前と同じようにコントロール重視でインコースをどんどん突く投球を心がけたのが、結果に結びついたと思います。
 バッテリーを組んだ武山が、いろいろ考えてリードをしてくれたのもよかったですね。

【今シーズン、秦選手ご自身が最も成長したと思われる部分を教えてください。】
 前半戦は少し調子が悪かったのですが、後半戦になってからは粘りの投球ができたことに加え、カーブでストライクを取れるようになりました。
 ストレートの球速は去年と同じくらいなのですが、総合力では去年よりも成長したと思っています。

【秋のキャンプで重点的に取り組みたい部分はどこですか?】
 やはり基本となる体力づくりが第一だと思っています。
 スタミナがなければ、長い回を投げることができませんからね。
 技術的なことでは、現在練習しているフォークに磨きをかけること、コントロールを上げることを課題にしたいと思っています。

【来季にかける意気込みを教えてください。】
 さっきも言ったように前半は調子が悪く、戦列から外れてミニキャンプを行い、練習に専念することもあったのですが、後半戦に入ってよくなってきたので、来年は前半から調子よくシーズンに臨みたいですね。
 目標は開幕一軍です。

【最後に、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。】
 オフシーズンではキャンプなどでどんどん自分を鍛え、来年につながる身体を作ろうと思っています。
 来シーズンではいい成績を残すだけでなく、皆さんに喜んでいただけるようなプレーをしていきたいと思っているので、応援よろしくお願いします。



  2004.9.29 日刊スポーツ
湘南秦、2失点初完投で6勝目/ファーム<イースタン:湘南9−2西武>◇29日◇横須賀
 湘南秦裕二投手(21)が今季初完投で6勝目を挙げた。
「シーズンも終わりですから何かアピールしないといけないから…」と言ってマウンドに向かった。最速は144キロ。
終盤まで球威もあったが、8回に上本にカーブを右翼に7号ソロ、松坂建にも直球を左翼席へと連続本塁打を許して2失点。
だが、そこで崩れることなく投げ切った。
9回で打者34人に対し、6安打2失点、3四死球、5奪三振の内容だった。



  2004.9.20 若き王者たち
【本日はどのようなことを意識して登板しましたか?】
 3連戦の初戦、2戦目とストにより試合が出来なかったので、今日はとにかく恥ずかしい投球だけはしないように、あとは先制点を与えないように、とこの2点に注意して投げました。

【本日の投球内容をご自分ではどのように評価していますか?】
 ストレートの球威が全然なかったので、コントロール重視で投げました。
 武山の好リードもあって、悪いなりにも投げることが出来たと思います。

【最も自信を持っている球種は何ですか?】
 やっぱりストレートですね。今日はいいコースに投げることが出来たと思います。
 他には最近練習をしているフォークもあるので、決め球としてモノにしたいですね!

【自分の投球において、これから伸ばしていきたい部分はどこですか?】
 もっとバッターを観察しながら、その状況に合わせたピッチングが出来るようになりたいですね。

【監督がインコースの突き方やスタミナについて課題を言っていたのですが、秦選手自身はどのように考えていますか?】
 今日は普段より多くインコースを狙えたと思います。
 6回に急に乱れてしまったので、スタミナについての課題を指摘されてしまったと思うのですが、自分ではさほどバテてはいませんでした。
 ただやはり課題の一つとして認識しているので、秋のキャンプで投げ込みをするなどして、克服していきたいと思っています!

【オフの日の過ごし方について教えていただけますでしょうか?】
 主に練習としてウェイトトレーニングをやっています。
 あとはゴルフが趣味なんですが、やはりシーズン中であまり時間が取れないので、オフシーズンにでもまた始めようと思っています。

【ファンの方へメッセージをお願いします。】
 やはり僕らはファンの方に野球をしている所を見せるのが仕事だと思っています。
 ですのでとにかく自分達が頑張っている姿を見て頂くためにも、一生懸命プレーします!



  2004.9.20 日刊スポーツ
 湘南はプロ3年目の秦裕二投手(21)が11試合目の先発登板で、7回7安打1失点の好投。
6回に併殺崩れの間に1点を許したが、最速143キロの直球に加え、カーブ、スライダー、フォークボールの切れもよく、チームでは7勝の若田部に次ぐ5勝目を挙げた。



  2004.9.3 日刊スポーツ
湘南秦7回5失点に反省/ファーム <イースタン:ロッテ5−3湘南>◇3日◇横須賀
 湘南の3年目、秦裕二投手(21)が先発したが、7回8安打5失点、7奪三振に終わった。
堀井投手コーチは「スタミナ切れまで投げさせる。スライダー、フォークを勝負球にして、思い切ってストライクを取れ」と送り出したが、コントロールに苦しんだ。
5回2死から塀内に6号2ランで先制を許すと、その後も失点を重ねた。
秦は「単調なピッチングでした」と反省していた。



  2004.8.8 若き王者たち
【本日はどのようなことを第一に考えて登板したのですか?】
 テンポよく投げることを一番に考えて投げました。
 それによって野手のリズムもよくなりますし、チーム全体の雰囲気も変わってきますからね。
 僕は打たせて取るタイプのピッチャーなので、インコースを上手くつくことも常に考えていますね。

【現在取り組んでいる課題というものは何かありますか?】
 先程も言いましたが、テンポよく投げるようにするということが、まず課題の一つですね。
 あとはゲームをコントロールできる投手になることを目標に取り組んでいます。

【自分の目指すピッチングスタイルは何かありますでしょうか?】
 そうですね、やはり何より勝てるピッチャーになりたいということですね。
 勝つことによって、チームからの信頼も得られますしね。
 自分が投げれば確実にチームが勝利できるような投球を目指しています。

【体調を維持する上で、心掛けていることはありますか?】
 水分を取りすぎないこと、栄養剤を効率よく取ることを心掛けています。

【今年の目標をお願いいたします。】
 とにかく一軍を目指すということ、それに尽きますね!!



  2004.7.23 神奈川新聞 シーレックス選手と交流
 プロ野球・湘南シーレックスの選手12人が22日、本拠地の横須賀スタジアムそばに立つ横須賀市浦郷町の市立夏島小学校を訪問し、同校の児童ら約200人と交流した。
参加者たちは真夏の日差しにも負けず、選手たちと元気いっぱいに遊んでいた。
 子供たちとの交流はシーレックスに愛着を持ってもらうとともに、球場に足を運ぶきっかけづくりに毎年開いている。
4回目の今年は土居投手、秦投手、呉本内野手らが午後の練習を早く切り上げ、参加した。
 野球に限らず、サッカーのPK合戦や大縄跳び、バスケットボールのフリースローなど多彩な遊びを用意。
サイン会も行われ、選手たちは気軽に子供たちに話しかけていた。
初めて参加した同小3年の大沢拓実君(8つ)は「選手たちは大きくてかっこいい」と感激しながらそれぞれのゲームを楽しんでいた。


  2004.7月号プロ野球ai('04.6.2発売)
もう一度キャンプイン!? 体力作りから出直し
 4月30日。この日の練習でブルペンで230球。その後も走りこみにウエート。
そんな“メインディッシュ”の後は、空気イスの“デザート”つき。練習のフルコースをこなした秦選手。
「最近、調子が落ちてきたので、もう1度キャンプの気持ちで仕切り直しです」と苦笑い。
 開幕から、先発ローテーションで登板するも、体力不足から球威が落ちてきたとか。
「投げ込みと走りこみ。食事の見直しをしています」技術面では、制球力と配球。緩急を使ったピッチングが課題。
「今は新球のカーブを習得中。試合でも有効的に使えるようになってきました」。
これまでの通算勝ち星は1年目にあげた1勝止まり。
「今年は1軍で勝ちを増やしたい」秦選手のシーズンはまだ始まったばかりです。



  2004.2.17 神奈川新聞デイリーベイスターズ
◆若手ピリッとせず
紅組秦、白組田崎の両先発右腕がそろって3失点。
2番手の東、岡本もピリッとせず、初の紅白戦でだれ一人存在をアピールすることができなかった。
先頭打者金城にいきなり1発を浴びた秦は「追い込んでからが甘くなってしまいました」と、しきりに反省。
球速こそ最速142キロをマークしたが、山下監督は「球に力は出てきたけど、実戦での成長がみられなければ」と渋い表情だった。
田崎らほかの3投手についても「ブルペンでの投球が(試合で)できていない。打たれたことを、今後どうプラスに変えてくるかだね」と指揮官。
三浦、斎藤の両ベテランが順調な調整を見せており、若手の勢いのなさが物足りない様子だった。



 2004,月刊ベイスターズ2月号('04.1.25発売)
自主トレの写真と昨年末のクルーズでの写真が少し載ってます。