Interview

2002/ Yuji Hata


秦くんのインタビューをなるべく集めてみました。
無断転載ですみません・・・。


 Go!Go!シーレックス41 夢舞台で活躍誓う 2002.12.17(神奈川新聞)
湘南衣笠ゴルフで15日、「湘南ゴルフデー第二弾」が開催された。
七野智秀、秦裕二にとって、プロ入り初めてシーズンオフのトークショーを体験した。
今季湘南シーレックスのキャプテンだった七野は「プロに入ってトークショーに呼ばれるような選手になるのが夢だった」というだけあって、100人のお客さんを前に軽快なトークを連発した。
今年のベイスターズの経験を糧に、来年は「ベイスターズの七野」としてトークショーに出演する姿を見たいものだ。
高卒新人の秦は、ゴルフは初めての体験。
最初のラウンドは散々だったそうだが、5時間も練習を続け、スコアを50以上も縮めたという。
2人とも会場のゴルフ練習場で豪快なゴルフスイングを披露したが、ティーチングプロにだいぶ欠点を指摘されて、会場の笑いを誘っていた。
トークショーで、七野はプロ入り初ヒット、初ホームランでのエピソードを交えながら「二度とシーレックスには戻らない」という意気込みを誓った。
プロ入り初勝利を飾った秦も「開幕一軍を目指す」と来シーズンの目標を語ってくれた。



 プロ野球ai 2003 1月号(02.12/2発売) 今月のCheck The Boy!! CENTRAL・リーグ
プロ1年目を振り返っての感想と来季への抱負などを語ってます。
あとは外見に関することとかQ&Aがあります。
今は教習所に通っているみたいです。
そして定期券サイズの秦くんのカードもついています(笑)。詳しくは本誌でどうぞ。



 2002.Beautiful YOKOHAMA 11月号(特別増刊号) 
Q1. 今シーズン応援してくださったファンの方々へのメッセージをお願いします。
  A. 上で投げることができて、いい経験になりました。
     その時に横浜スタジアムで声援を送ってもらえてすごく力になりました。
Q2. 学生時代にやってみたかった、もしくはやっていたアルバイトは何ですか?
  A. 夜中のコンビニでやってみたい。
Q3. 好きな料理は?
  A. うなぎ。
Q4. 横浜・神奈川でのお気に入りスポットはどこですか?(なければ地元自慢でもOK)
  A. 出身地にある奈良公園、鹿で有名。
Q5. 自分の中で(性格等)きらいなところは?
  A. 短気。
Q6. 自分の中で(性格等)すきなところは?
  A. 気分屋なところ。
Q.7 どんなペットを飼っていますか?また、飼ってみたいペットは?
  A. 友達の家で飼っていたのを見て、チワワを飼いたくなった。



  2002.秋季キャンプ(沖縄)
 秦が連日の投げ込み 秋季キャンプ第3クール第2日
横浜ベイスターズの秋季キャンプ第3クール第2日は6日、沖縄の宜野湾市立野球場と嘉手納球場に分かれて行われた。 
投手陣は嘉手納でバント練習に汗を流したほか、秦が連日のブルペン入り。
打席に立って球筋を見定めた山下監督は「コントロールが良さそうだから(打席に)立ってみたんだよ」と話し、意欲的に投げ込みを行う19歳右腕の姿に目を細めていた。 

 ベイ宜野湾キャンプ第2クール第2日
横浜ベイスターズの秋季キャンプ第2クール第2日は2日、沖縄の宜野湾市立野球場と嘉手納球場で行われ、フリー打撃や下半身強化のランニングなどに取り組み、個々の課題の克服に汗を流した。 
山下監督は合流初日の前日に続き、野手組、投手組に分かれた宜野湾、嘉手納間を約1時間かけて車で往復。
ブルペンで志願の投げ込みを行った19歳右腕・秦の姿に「いま、投げることが楽しいんだろう。何かをつかんだな。自分もそうだったが、伸びているときは野球が楽しくて仕方ないものだ」と目を細めた。 



  2002.10.10 初勝利について(各紙新聞)
 ◎フルマーク/8年ぶりの「名誉」 (神奈川新聞)
106球を投げ終えたルーキーは、救援の木塚にボールを手渡すと、軽く頭を下げてマウンドを降りた。
六回まで広島を零封。
七回につかまり、一死二、三塁のピンチを招いていたが、一塁ベンチに戻った19歳の秦を、先輩も、ファンも暖かい拍手で迎えた。
「初回に点を取ってもらったので楽に投げられました。飛ばした分、中盤は疲れたけど、七回も自分の意志でマウンドに上がりました。リードしてマウンドを降りたので満足してます」 
横浜の高卒ルーキー勝利は8年ぶり。
今季メジャーで13勝の大家(エクスポス)が、横浜で新人だった94年に勝って以来の快挙だ。
過去を振り返っても、今季限りで引退する野村ら大投手しか達成していない記録に、右腕は「知らなかったけど、名誉なことですね」と、目を輝かせた。 
プロ2度目の先発。
183センチの長身から140キロの直球に、磨きをかけたカーブとスライダーで勝負を挑んだ。
初回は連続三振。 
「今年は何とか1軍に上がろうというのが目標で、先発で使ってもらって勝てるなんて、考えてもなかったです」。
奈良・智弁学園高時代は、甲子園に2度出場。
昨秋のドラフトで、寺原(ダイエー)の"外れ1位"で指名され、その直後から「いまは負けているけど、必ず寺原を超えてみせる」と宣言していた。 
シーズンの最後で、「将来のエース」としての片りんを、見せつけてくれた。


 横浜・秦がチーム8年ぶりの新人白星(サンスポ)
智弁学園からD1位で横浜入団の新人・秦が平成6年の大家(現エクスポズ)以来、チーム8年ぶりの新人白星を飾った。
七回途中で木塚と交代したが「一軍の先発で使ってもらい、勝てるなんて思わなかった。中村さんのミットめがけて思い切り投げた。これからはスタミナが課題」とうれしそうだった。


  横浜秦、大家以来チーム高卒ルーキー1勝
高卒ルーキーの横浜秦が、プロ初勝利をマークした。
先発マウンドに上がり、いきなり2者連続三振の立ち上がり。
球速は140キロがやっとだが、キレのある直球がコースに決まった。
6回まで3安打無失点も、7回に四球から1死二、三塁のピンチを招いて降板。
木塚、福盛のリレーで逃げ切り、ベンチでナインの握手攻め。
お立ち台では緊張から笑顔もなかったが、それも初々しかった。
「中村さんのミットめがけ、思い切って投げただけです。今季は1軍昇格を目標にやってきた。まさか勝てるとは思いませんでした」。
横浜の高卒ルーキーの勝利は94年の大家(エクスポズ)以来。
秦は、メジャーで活躍する先輩の名前が出てきたことに驚き「知りませんでした。光栄なことです」。
反省も忘れない。
「スタミナがないことを痛感しました。これからの課題です」と口にしていた。
この日の勝利でチームは全球団への負け越しを避けられた。
ボロボロの最下位だが、吉見が台頭し、後藤、秦もプロ初勝利と、ほんの少しだが光は差し込んできた。
今日10日には新監督に就任確実な山下大輔氏が、アジア大会から帰国する。
本格的な船出を前にして、秦にとって最高のアピールとなった。



  2002.10.9 ヒーローインタビュー
プロ入り初勝利、ナイスピッチングでした。
「どうもありがとうございました」
初勝利、今の気持ちは?
「やっぱり嬉しいです」
高卒ルーキーとしては、大家投手以来9年ぶり勝利です。
「思い切って投げて、それが結果として出たので嬉しいです」
自分のピッチングはできましたか?
「初めから思い切って中村さんのサインどおり投げようと思っていたので、思ったとおりにいけたと思います」
どんなことを考えていましたか?
「中村さんのサインどおり、思い切ってミットに投げようと思っていただけです」
ファンの皆さんへ
「残り試合も少ないですけども、頑張りますので応援よろしくお願いします」



  2002.10.9 登板後のコメント 先発・6回1/3、2失点と好投
今日はコントロールが良かったし、気分よく思い切って投げられた。
初回に点を取ってもらったので楽に投げることができました。
7回はちょっと疲れたけれど、リードをしてマウンドを降りたので満足しています。




  2002.9.29 若き王者たち
今日シーレックスの最終戦、勝利は飾れなく残念でしたが、自分の与えられたイニング(5,6回)、まあまあのピッチングが出来たかなあと思います。 
マウンドに向かう前に思ったことは、前回(の登板時)が悪かったんで、今日同じことをしてはだめだという気持ちと、マスクをかぶった光山さんが、最後の試合だったんで、「自分から崩れるようなピッチングだけはしちゃいけない」という気持ちで臨みました。 
今日は、甘い球もあって、相手が打ち損じてくれたことも手伝って、無失点に抑えることが出来たという感じなんですが、その中でスライダーがよかったですね。
自分のほぼ思い描いているような感じでスライダーを投げられたと思います。
そうですね、スライダーのコントロール・キレともによかったんじゃないでしょうか。
今までは緩いカーブ(笑)のようなスライダーだったんで、ようやくスライダーと呼べるくらいにはなりました(笑)。 
上(ベイスターズ)にいって変わったことですか?ないですよ(笑)。
確かに、お客さんの数も違うし、緊張の度合いなんかは計り知れなく違いますが、投げて抑えるという、やってることは同じですから。
ただ、上にいくと、投げる機会というのは限られてきちゃいますよね、僕たちルーキーならば尚更ですよね。
その中で自分のコンディションなどを整え、尚且つ高めていくことをしなくちゃいけない。
それはすごく勉強になりました。
また、シーレックスにいたら、週1以上で登板が回ってきますから、整え方が全然変わってくる。
その点を経験できたのはよかったですね。
来シーズンへ向けての気持ちの作り方も変わってきました。 
来シーズンの抱負ですか?ないです(笑)。
それは、「開幕はベイスターズで」というのはもちろんあるし、先発なら言うことないし、というのはありますが、今のところは、結果を出して、それを一つ一つ積み重ねていければ、自ずとそうした目標にも近づくという気持ちでいます。
まずはキャンプ、「秋を制する」ところからでしょうか(笑)。
ベストを尽くします。


  2002.9.16 プレイヤーズボイス 
えー、秦裕二です。
えー、昨日初登板・・・初先発ということで(笑)、初先発ということでまあ最初緊張していろいろ考えてしまって、えー、点数取られましたけど、まあその後はまあ思い切って投げられました。
またこれからもこの経験を活かして、また投げる機会があれば思い切って投げたいと思いますので、応援よろしくお願いします。



  2002.9.16 フルマーク/強打者と堂々勝負(神奈川新聞) 
胸の高鳴りが聞こえてきそうな投球だった。
マウンドには見慣れぬ背番号28、今年入団のドラフト1巡目ルーキー秦。
プロ初先発の19歳がペタジーニと対峙している。
同点の五回二死二塁。
前の打席では甘く入った初球の直球を左翼スタンドへ運ばれ、プロの怖さはその胸に刻み付けられていた。
初球。胸元へこの日最速の140キロを投げ込む。
2球目、3球目と速球を続け、カウントは1−2。
そして再び、インハイで挑んだ。
その投球に2月1日のキャンプインでの言葉が思い返された。
「胸元をどれだけ突けるかが僕の生命線。ぶつけても気にはしない。甘い球を投げればピッチャー返しが来るわけですから」。
端正なマスクに秘めた胸の内を、そう明かした。

結果は詰りながらも右前へ弾き返され、3点目を失った。
力の違いを見せつけられた。
だが、高卒ルーキーは、球界を代表する強打者への内角攻めで、この世界で生き抜くと、宣言をしてみせた。
結局、6回90球を投げ、7安打3失点。
日ごろ辛口な森投手コーチも「19歳にしては十分。度胸が座っているよ」と評価するマウンドだった。
しかし、秦は真っすぐに自身を見詰める。
「まだ相手も僕のことを知らない段階ですから。点をもらった直後の失点も反省しなければ」。
浮つかず、かといってうつむかず。
この姿勢もまた、19歳右腕の魅力だ。


  2002.9.16 秦 初先発6回3失点降板 (報知)
ドラフト1巡目の高卒新人、秦が初先発。
「マウンドに立って、いろいろなことを考えてしまった」という1回表、ラミレスに左前適時打されて失点。
打線の援護で2度、同点にしてもらったが、ことごとく勝ち越され、6回3失点で降板した。
「1回を投げ終わってから、ようやく落ち着いた。思い切って投げられたけど、点を取ってもらって、すぐに点を取られたのが反省点です」
試合は延長12回痛み分けで今季、延長戦は1勝9敗3分け。
森監督も「今後の先発?機会を与えるよ」と汚名返上のチャンスを与えて鍛える。


  2002.9.15 ベンチレポート
ブルペンではいつも通りの感じでした。
マウンドに立って初回は緊張していろいろな事を考えてしまった。
1回終わってからやっと落ち着きました。
思い切って投げられたけれど、点を取ってもらった後すぐ点を取られたのでそれが反省点です。



  2002.9.8 プロ初登板について(神奈川新聞・その他)
◆上々の初マウンド <神奈川新聞>
高卒ルーキーの秦、千葉が上々のデビューマウンドを飾った。 
秦は智弁学園高、千葉は日大三高で春夏2度の甲子園を経験している。
森監督の「一度投げているマウンドでデビューさせてやりたかった」という計らいだった。
七回から登板し「高校のときとは全然雰囲気が違う。風船が飛んできて動揺した」という千葉。
先頭こそ四球で歩かせたが、次打者を得意のスライダーで併殺に打ち取り、打者3人でピシャリ。
八回、その後を受けた秦は「緊張したけど、千葉が先に投げていたので投げやすかった」と強心臓ぶりを披露し、やはり打者3人で片付けた。 
上々のマウンドさばきに指揮官は「これからも育てていかなきゃならない素材だからな」と話し、今後も登板機会を与える考えを明らかにした。 
「投げる前は緊張しました」(千葉)「思いきり投げました」(秦)と、ともに無失点に抑えて初々しい笑顔を見せていた。


○高卒新人コンビ、合格デビュー 
2人で7回、8回を無失点。
ドラフト6巡目の千葉は「甲子園は高校時代と雰囲気が違った」。
1巡目の秦は「千葉が先に投げて、やりやすかった」  



  2002.9.2 初昇格について(神奈川新聞)
 新人2人、初の1軍
昨年のドラフトで1巡目指名されたルーキーの秦裕二投手、同5巡目・千葉英貴投手が1日、プロ入り初の1軍昇格を果たした。
秦はイースタンリーグで16試合に登板し、5勝5敗。
リーグ6位の防御率2.70と、台頭してきた。
この日先発した巨人真田とは同期で、「去年の今ごろは、高校ジャパンで一緒にプレーしてました。自分も早く1軍で投げたいですよ」とライバル心をむき出しにした。


  2002.8.3 若き王者たち
今回のピッチングでの課題点は、前回と一緒ですね。
勝負球の変化球が甘く入ってしまった点です。
前回はストレートがよかったので凌げましたが、今回はダメでした。
あと、キャッチャー鶴岡さんの要求する意図が、自分で理解できていなかったですね。
「ここは外せよ」とボール球の要求に、僕もボール球を投げているんですが、思いきって外していないため、内に入って打たれてしまう。
反省です。 
日野監督が「調子の波を上へと上げて・・・」ですか?
はい。僕もそう思います。
不調の時が少なければ少ないほどいい。
だから好調時の八分の力が、常に出せるようにしたい。そう考えています。 
コーチの方々と話し合って、課題点を克服するためのメニューを考えてもらいました。
今後は、そこから自分のコンディションに合わせて、強めのメニューにしたり、軽めのメニューにしたりだとか、いろいろアレンジしていかなくてはと思っています。
自分の身体は自分が一番よく知っていなくてはいけないですからね。
まだまだ修業です。



  プロ野球ai 2002 9月号('02.8/2発売)
フレッシュ・オールスターウォッチングに中村くん(L)とのちっちゃい対談が載ってます。
あとはEASTERN☆SEAREXのPICK UPにも短いけどコメントがあります。
これも小さいけど取材こぼれ話で稲嶺くんの車の洗車を千葉くんと一緒に手伝ってるとこが載ってます。


  2002.7.28 若き王者たち
今日は、インコースの真っ直ぐが、ほぼ思い通り決まりました。
キャッチャーの新沼さんのリードに助けられて、というのも、どんどん強気に内角を要求してくれるんですね、
やっぱりインコースのストレートは自分の生命線ですから、要求されれば「走っているかな」と思いますし、どんどんいきました。
これがよかったと思います。
結果、完封できて嬉しい限りです。
プロ入り初完投?はい、そうですね。やっとできました。
できたと思ったら完封までできちゃいました(笑)。
今日のピッチングを自己採点すると、70〜80点くらい。
残りの30点くらいは、変化球が真ん中に集まってしまった点です。
具体的には、ガンガン打ってくるバッターに対して、初球の変化球の入りが悪かったですね。
まだまだです。
やっぱりプロ選手、甘く入ったら打たれちゃいますよ。
確かに、打ち損じもしてくれたんですが、自分としては、「もっと精進しなくては!」と思います。
以前話した高速スライダー習得も合わせて、これからの課題ですね。
それと、今日はよかったんですが、インコースの真っ直ぐ、これをいつでもどんな場合でも投げられるようにすることですね。
もちろん上は目指していますが、今はこうした課題店をしっかりと克服したいという考えが強くあります。
まだまだシーレックスでやることはたくさんありますよ。
次もシャットアウトですか?
期待に添えるよう頑張ります。



  2002.月刊ベイスターズ 8月号 高卒ルーキー3投手座談会
入団から半年を経た秦裕二、岡本直也、千葉英貴の3投手。
精神的にも肉体的にも、日に日にたくましさを増してきた。
プロの世界の厳しさを充実感を肌で感じた彼らに、前半戦の手応えと日常生活について語ってもらった。


  2002.7.16 GO! GO! シーレックス 優勝目指して後半戦へ・23 (神奈川新聞) 
15日までのオールスター休み中も、選手たちは忙しかった。 
11日には長野オリンピックスタジアムでフレッシュオールスター戦が行われ、シーレックスからは内川、秦、南の三人が出場した。
秦は六回から四番手で登板。
2回を5奪三振と、ドラフト1位投手の実力を存分に発揮した。
しかし唯一許したヒットが、MVPを獲得した藤本(阪神)の本塁打となり敗戦投手に。
本人も「内容は良かった。あのホームランさえなければ」と悔しそう。
それでも後半戦のローテーション入りをアピールするには十分な快投だった。
14日には横須賀スタジアムのある追浜で「おっぱままつり」が開催され、シーレックス選手たちも花を添えた。
車いすマラソンやブラジルのカーニバル隊、おっぱまソーランのダンスチームなどで盛り上がる中、マスコットの「レック」が各イベントに参加。
新人の岡本とフレッシュオールスターから帰ったばかりの秦も姿を見せ、サインを求めるファンに応じた。
地元ファンとの交流も深め、いよいよ後半戦がスタート。
優勝に向けた熱い闘いを期待しよう。



  2002.7.11 湘南・秦、藤本に被弾も5三振の力投(サンスポ)
全イでキラリと光る投球を見せたのが、湘南・秦だった。
6回から4番手として登板し、藤本(T)に決勝ソロを浴びたが、その後は打者8人から5三振を奪った。
奈良・智弁学園高で昨夏の甲子園をわかせた1年目右腕は、「真っすぐで思い切って勝負できたことが収穫だった」と、敗戦投手にもサバサバした表情だった。



  2002.夏季号 輝け甲子園の星 FRESH OBインタビュー
プロの世界で頑張ってますという特集に秦くんが取り上げられてます。
内容はプロ入りしてからの生活・初登板のときのこと・これからの課題と抱負かな。


  2002.7.3 プレイヤーズボイス フレッシュオールスターへの意気込み 
湘南シーレックスの秦裕二です。
(フレッシュ)オールスターでは打者に向かっていく気持ちを持って思い切って投げたいです。


  週刊ベースボール 2002.7.8号 オーロラビジョン
恒例の「黄金ルーキーの中間報告」に秦くんが取り上げられてます。
べつに秦くんのコメントはないけど、秦くんが順調に成長してるような内容です。



  2002.5.25 若き王者たち
今日は、上がる前から調子はあまりよくなかったです。
「ボールがいってないなあ」と自分で感じていました。
マウンドに立ってからも調子が上がらず、だからいつも以上にコントロールを気にして、鶴岡さんのミットめがけて投げ込んでいきました。
鶴岡さんがリード面で苦心していただいて、相手の打ち損じにも助けられて、なんとか7回途中まで投げることができました。
こんな調子ですから、「今日一番のボール」というのは、(考えて・・・)やっぱりありませんでしたね、すみません(苦笑)。
反対に悪いボールというのは、いうなれば甘い球というのは多すぎました。
反省です。
前回お話した「インコースのストレート」は、その後も決め球として研磨中です。
調子のいいときは結構ズバズバいけるんですが、調子が悪いときには、見せ球として使用しています。
今日もいくつか使いました。
全体的に見て、だいぶ落ち着いて投げられるようになったんじゃないかなと思います。
それと並行して習得している変化球ですね。
こっちもだいぶよくなったと思っているんですが、浮く球が多いので、もっと低めへ集中しなくてはいけないなと思っています。
今はスライダーですね、一応スライダーです、カーブではありません(苦笑)。
自分としては高速スライダーを早く憶えたいと思っています。
今はまだボールの握りをあれこれと変えたりして試行錯誤の段階です。
自己採点ですか・・・30点くらい(笑)。
だから、早くスピードとキレを磨いてストレートと見分けがつかない程度まであげられるとピッチングの幅も広がって、自分の武器になると思うんです。
いいピッチングをして、着実に上への階段を一歩一歩進んでいきたいですね。
いま、それに向けて一生懸命頑張っている最中です。



  2002.5月号 Beautiful YOKOHAMA(5/1発売)
塚原コーチのコンディショニングレッスンの中で秦くんがモデルになってます。
今回で7回目のこのコーナー。
で、今回のテーマはボールを使って肩のエクササイズです。



 2002.4.25 若き王者たち
監督から先発を言い渡されたのは先週の金曜日だったと思います。
それからちょっと間が空いていたんですが、別段緊張はしませんでした。
自分なりにどう攻めればいいか考えていました。
マウンドに上がる前の調子は、実はあまりよくなかったんです。
でも、いざマウンドに登って投げていくうちに徐々に調子が上がってきましたね。
2回1アウト満塁のピンチも、低めに集めて野手を信頼するよう心掛けて投げた結果、なんとか切り抜けることが出来ました。
今日の一番のボールは、右打者に対するインコースの真っ直ぐですね。
これがよかったと思います。
一球というよりも今日の僕のピッチングの生命線になったボールがこの球です。
配球は、キャッチャーの新沼さんにお任せで絶対的に信頼して投げたのも好結果に繋がったと思います。
やはり新沼さんもこのボールが「いいボール」と感じてくれたようで、決め球の殆どはこのストレートでした。
もっとも僕の場合変化球がからっきしダメなんでそうなったとも言えるんですが(笑)。
一番悔しいボールは、やっぱり失点に繋がった犠牲フライを打たれたボールですね。
インコース低めに投げようとしたストレートが、真ん中高めに甘く入って打たれたわけなんですが、制球よく行っていったらゴロに打ち取れただろうし、あのコースに甘く行っても、ボールに力があれば内野フライに打ち取れたと思います。
この辺をこれから課題にして、まずは今日のようなインコースのストレートをどんな場面でも投げられるように磨いて、自分の武器にして、それから変化球へと入っていきたいと思います。



  プロ野球ai 2002 5月号 EASTERN☆あんな話こんな話
高校時代と比べると、ランニングひとつとってみても、内容が全然違います。
練習メニューそれぞれに目的意識を持って、取り組むことの大切さを、キャンプで学びました。。
去年の国体以来、実戦から遠ざかっているので、バッターとの感覚を早く取り戻したいですね。
ブルペンで隣で投げている方たちのボールがすごいんですから。
やっぱりプロなんだなあ〜って。
(その選手たちとの競争は)頭でわかっていても、結果がすべてですから。
でも1日が充実しています。
実戦で投げさせてもらえるのはまだ先かもしれませんが、与えられたチャンスには結果を出したいです。



  2002.キャンプ中?? 選手会企画 ライバル宣言 
対決編 清原選手にはヒットを打たれたくない。
競争編 一軍初登板は新人高校生投手の中で一番早く投げたい。



  2002.3.17 初先発の感想
プロになって初めの、実践のマウンドでした。
今日は「無心で思い切って投げる」ことをテーマに投げました。
点を取られなかったので、出来は悪くはなかったと思います。

緊張していたのか、先頭バッターの初球と次の球が2球続けて上ずってしまい、渡辺さんが背伸びをしてギリギリ取れる球になってしまいました。
それ以降、コースを狙っていくというよりは、ど真ん中に構えてもらって、そこを狙って投げました。
それが適当に散ってくれて、3回を無失点に打ち取ることができました。
その間、最初のテーマ通り、本当に無心で投げていましたよ。
何か考えて投球ができるほどのピッチャーじゃないですし・・・。
ただ、変化球よりもまっすぐを多めに投げたかったので、1回だけ渡辺さんのサインに首を振りました。
2回表に2アウトランナーなしで、6番・堀田さんの打席のとき。
カウント2−3から変化球のサインだったんですけど、まっすぐにしてもらいました。
結果、詰まってセカンドゴロ。
でも、そんな配球なんてできるピッチャーでもないですよ・・・。
プロのバッターは、詰まった打球でも外野に持っていける、パワーと技術を持っていますね。
やはり高校生とはレベルが違います。
次回は、もう少しコントロールに注意して投げたいと思っています。


  2002.3.17 シーノンズレビュー
今日は、新人の3投手(秦・岡本・千葉選手)の実践デビューの試合となりました。
初めてなんだから、テーマとか、ここに注目して見るとか、そんな大それたものはなかった。
ただひとつあるとすれば、実践のマウンドに上がってみて、バッターにストライクボールを投げること。
秦は持っているもの全てが出せた、というわけではないけど、それなりのものが出せた。
ストライクも取れていたし、3回を0点に抑えた。
逆に、次に登板した岡本がストライクが入らなくて打たれたんだよ。
満塁ホームランも打たれた。
千葉もフォアボールを出したり、ボークがあったりと、1回で1失点。
でも、抑えたにしても、打たれたにしても、三人とも実践のなかでストライクを取ること、牽制をすること、ランナーに注意して投げることの難しさ、プロのバッターのレベルがどんなものかを、感じたんじゃない?
逆風なのに、ホームランにしちゃうんだと・・・。
今日はそれで良いんです。何かを感じ取ってくれればそれで。
まだ高卒のルーキーなんですから・・・。



  2002.2.21 沖縄キャンプの感想
プロに入っておよそ1ヶ月が経ちました。
それまで先輩方がとても親切にしてくれて、僕に「気を使わせない」よう、気を使っていただいています(笑)。
だからすごく馴染んできています。
現段階では、ピッチングに関しては技術面はあまり考えていません。
投げ込みも、どちらかというとフォーム矯正のためのピッチングを心掛けています。
僕の場合、肩を壊しやすいフォームとのことで、身体をうまく使ったフォームに徹底している段階です。
だから、今はこのフォームと体力づくりですね、中心に行っているのは。
トレーニングメニューもコーチに聞くと「今は軽いメニュー」だそうです(笑)。
これからだんだんとハードメニューに変わっていくそうなので、ついていけるだけの身体づくりをやっています。
自信はあるのですが、やっぱり不安もありますから「やればやっただけ自分に身に付く」と思って励んでいます。
同室は、同期入団の小田嶋さんです。
同期といっても小田嶋さんは大学を経験された先輩ですので、学ぶことも多く勉強になります。
それに小田嶋さんは気さくな方で、野球の質問はもちろんですが、趣味のお話といったことまで気軽に話せちゃいますね。
僕は関西弁ですし、周りからは人見知りしないと言われるんですが、実はけっこう人見知りします(笑)。
でも人によっては、なんていいましょうか、フィーリングがあえば結構打ち解けるんです(笑)。
ほんまですよ。


  2001.12.12 入団発表 ルーキーの挨拶と質疑応答
 自己紹介
この世界に入ったからには一日も早く一軍へ上がって、早く一軍のマウンドに登って、また、一年でも長くプレーをしていきたいと思います。
 
森監督の印象
現役の監督の中で一番優勝経験がある方で、存在感もある方だと感じました。
 
自分の武器とどんな選手を目指すか
コースを強気で攻められるところと、スライダーで三振が取れるところが武器で、自信を持って今からやっていきたい。
子供たちから憧れを持ってもらえるような選手を目指したい。
 
対戦してみたい相手と憧れの選手
プロの世界は皆さんが素晴らしいバッターなので、その中でも特に清原、松井、高橋という並みいる強打者を相手に、持ち味のインコースを突くピッチングで抑えてみたい。
 
プロでの目標と抱負
具体的な数字は考えていない。一日も早く一軍に行って投げたい。
一軍のマウンドでは任せられた仕事をキッチリこなしたい。
 
ユニホームに袖を通した感想
憧れのプロのユニホームに袖を通して、今まで以上にプロになったと実感が涌いてきました。